地味ぱんだ生体日記

なんとなく生きてきてなんとなく存在し、人の影に隠れて生きていきたい私ぱんだのなんとなくブログです。

リーダーズロスをおこしているんだ

リーダーズロス起こしています。

先週カルテットが終了してカルテットロスを起こしていた私ですが、今はリーダーズです。

今期間限定でティーバーで再放送しているのですがそれをちょくちょく見ています。

何故録画しておかなったんだろうと悔やまれている状態です。

録画しておいたら無限ループで再生してしまう確率があります。

数日たって更に見直して思った事と胸のうちの熱いものをここに記しておこうと思います。

以下はネタバレも含まれますのでご注意ください、という事で中に隠したので続きからどうぞ。

 

 

俳優陣の演技が素晴らしすぎて泣けてくる

まずは私が1番ジーンときた人はやっぱり大泉洋さんです。

彼は最初は違う会社のディーラーとして営業の腕前は凄腕でした、若草自動車にて働いていました。

愛知佐一郎の理想に惚れ込んで彼は若草自動車からアイチ自動車のディーラーとして後半活躍します。

彼の息子は将来車を作るという、誰でも乗れる小型車を作るという夢を持っていました。

しかし、戦争によって命を落としてしまいました。

昔彼がアイチの自動車を初めて見た時にあれよりもとノートに書いて見せた小型車の設計を父に菊間武二郎に見せ

将来は「自分が車を作って父ちゃんが売って!」という夢に溢れた言葉を言います。

その彼は車を作るという小型自動車を作るという夢を持ったまま戦争によって命を奪われました。

その時に菊間はまだ若草自動車にいる頃で戦争により自配という制度で名古屋を訪れ、愛知佐一郎に出会います。

佐一郎はライバル会社のディーラーに小型自動車の設計書を見せます。

彼はそれを見た時に息子の言葉を思い出し涙を見せます、また菊間は佐一郎が技術者として油に塗れて働いている

資源が乏しいこの国で戦争が巻き起こした資源という物を争わないようにという未来を見据えた考えに感銘を受け

佐一郎に心強く惹かれます、その演技をする大泉洋さんが素晴らしいです。

本当に強弱がある演技で、冷静なディーラーであると思ったら情熱に満ち溢れ未来を夢見て佐一郎の為に車を売る

それだけの為に走り回る、しかしデフレの波には負けてしまいそうになるけれどみんなの為にという葛藤がすごく伝わってくる演技が余計に胸を熱くします。

また、最初はパリッとした演技をしているのに徐々に熱く熱く車を売るという事を信念にしているという演技が素晴らしく輝いているように思うんです。

最後のCMでも良く使われている彼はこの国の先を照らすヘッドライドだ!彼の為なら10万位安いものだという叫ぶような心の底からの演技がとても素晴らしくそのシーンを何度も見直してしまいます。

 

そして同時に脇を固める大島磯吉役の山崎努さんはやはり何度見ても渋い演技です。

デフレの波によりアイチ自動車が倒産しかけた時に共愛会のみんなをまとめる沈める為に言う俺はこのスクラップと同じだあの方に拾ってもらわにゃ俺はしんだも同じだというセリフがとても素晴らしいです。

彼は愛知佐一郎という人間を腹の底から尊敬していて、彼が作る国産自動車に関われているという事職人という自分に誇りを持っているということそれを持っている事でアイチ自動車に貢献できている事に彼はの熱さがあります。

また、佐一郎に寄り添うように彼にそっとヒントを与える所なんて素晴らしく胸がドキドキしてしまいました。

やはり大物俳優さんは居るだけでぴりっと場が引き締まるように感じます。

 

そして何よりも今回1番注目株でもあった酒田健太郎役の郷ひろみさん。

彼の悪役結構ハマっていました、本当に小憎らしくて嫌な奴になっていたなと思います。

彼がいたからこそ、日の出モーターのみんなは正義に走れたのだと思います、アイチ自動車の為に汗水流せた

そして憎らしい憎む対象になるという演技が素晴らしいと思いました。

演技力だけではなく顔で演技をするというのはこういう事かと思いました、目とか口の動かし方など素晴らしいです

酒田がいたからこその味が出たように思います、最後の提携会社を断られる場面は素晴らしいと思います。

佐一郎の写真をみた時の酒田の反応はとても素晴らしいと思いました。

 

素晴らしいストーリー

いいところに1と2が混ざっている感じがとてもいいです。

サブエピソードみたいな位置づけにある2ですが、それだけでも見るボリュームと素晴らしさがあります。

1ではわからなった、シャフト開発の苦悩と努力と協力会社との提携など1では飛ばされた所を詳しく書かれていました、職人たちに依頼をするまでにアイチ自動車の技術者達の葛藤とうまくいかない開発。

そしてトラックを作るもうまくいかない事への焦りや悲しみは佐一郎の嬉しさの裏にある苦悩を見たように思いました、物語冒頭ではいきなり佐一郎の死から物語は進んでいきます。

「つれていくのか」というそのセリフがもっともっと車を無原動力を追求したい佐一郎の悔しさと悲しみを表していました、そしてもっと100万台の夢を見ることなく逝ってしまう事への悔しさ。

血の海に額を埋める所は1を見ていたらとてもしんどい思いになりました。

苦悩苦悩苦悩という言葉がこのストーリーにはあっているかもしれないです、そのスパイスとしてたまに嬉しさや成功などが描かれているという事が素晴らしいです。

うまくいくけどうまくいくには途方もない努力とお金がかかるという過程を描くまた史実を元には作らている所にフィクションを更にスパイスとして散りばめるという制作側の意図が凄いです。

販売会社という視点からみた車を作るという事、ディーラー無くしては製造もままらないという事しかしディーラーも車製造をしてくれる所がないと何もできないというまさに相互関係を描く素晴らしさ。

アイチ載置という男に惚れ込んで国内車を売りたいという、この国の為に日本の為に未来の為に全てをなげうってでも売ろうという彼らの情熱に惚れてしまいます。

 

Leadersというドラマを見たまとめ

結論としてこれは何回見てもやっぱり面白いしみれば見るほどに発見があります。

モデルという実際にあった人をや会社をモデルとして制作されている為にとても真実味というか引き込まれるものがあるのだと思います、薄っぺらいものがなく本当に分厚いものを飲み込もうと見ようという感情が浮かんできます

愛知佐一郎の為に国産自動車の為に走り続け人は財産だと人は大事だという彼のリーダーシップというものを見ました、人員削減問題でも彼が最後まで動けなかった所に前日に山崎とキャッチボールをして深々と頭を下げる佐一郎の姿はとても格好良く二人の本当の出会いを話す佐一郎の姿は潔く感じました、彼の仲間への原点は全て山崎亘に教わった事だと彼がいたからこそ社員は家族だ人は財産だという考えに行ったのだと山崎という男を信頼しての行動を見据えた言動にとても涙が溢れました。

1600人と共にアイチ自動車を守った彼はとてもいい男だと思います。

そしてこんなにも魅入られるこんなにも引き寄せられすのは現在にない要素だと思うからです。

彼が夢に見た時代がきました、一家に一台それ以上に車が低価格で手に入る時代そして燃費は低燃費そして電気で走る彼がいっていた時代がきました。

それを思った時に大泉洋さんのセリフが頭をよぎります「彼は50年先を照らすヘッドライトだ」というセリフがここできいてきた!!と考える事ができました。

そして最後に日下部が酒田に言うセリフもまた今までの苦労を全て凝縮されているものだと思っています。

石山さんが全て佐一郎の意志を受け継いでいるという姿勢に更に苦楽をともにした彼だからこそできる情熱を感じてしまいました。

 

これ7月に販売するDVD買う勢いかもしれないです、これ欲しいと真剣に今から考えいるほどに私Leaders好きです、久しぶりにこんなにも素晴らしいドラマに出会えました。