地味ぱんだ生体日記

なんとなく生きてきてなんとなく存在し、人の影に隠れて生きていきたい私ぱんだのなんとなくブログです。

24時間テレビ終わってから。

毎年何だかんだと言いながら24時間テレビ見てます。

小学生の頃から見ていて、24時間テレビ見終わったら夏休みが終わると絶望していたのを鮮明に覚えています。

学生時代はそれの繰り返しだったんですけどね、最終土日にあるからそこから31日までって直ぐに過ぎ去って明日から学校かと前日は泣けていましたが。

今にして思えば、仕事をしていたら数日しか休みは取れないわ週休二日も確実かは言えないわ…学生時代の夏休みって本当に天国だったんだなと痛感しています。

そんな最終週にある24時間テレビ

 

今年はメインパーソナリティーは櫻井翔さん、小山慶一郎さん、亀梨和也さんというニュースキャスタートリオでしたね。

このメインパーソナリティー発表の時期は我が家ではざわざわしています。

関ジャニ∞でありますようにと祈っている家族がいるんですが、結局ジャニーズが出ているので見るという事をしています。

今年は27時間テレビの司会に村上信五さんが選ばれている事から我が家ではそちらがメイン行事になっていますね。

話が逸れてしまいましたが今年も色々と協力したり発表をしたりと目白押しだった風に思います。

今年はマラソンが当日まで誰が走るのかわからないというサプライズ的な演出でしたが結局ブルゾンちえみさんで最初から引っ張らずに当日最初に発表したらよかったのにと思うのが率直な意見です、本人には知らされていたかもしれませんが見ているこちらからしたら引っ張りすぎだと正直思いました。

ブルゾンさんの走りはとても素晴らしいもので、やはり元陸上部だけあって基礎体力と体幹はあるんだなと思いました、あれだけ安定した走りは寛平さん以来かもしれないと思っています、息が上がっているわけでもずるずるとしているわけでもなく、走り方も綺麗でメイクも崩れて居ない状態で、凄く見ていて気持ちの良いものでした。

 

色々と告白という事でびっくりな告白も切ないものも色々ありましたが、初めてのおつかいがとても可愛くて可愛くて印象に残っています。

やっぱりはじめてのおつかいはどの時間帯で見ても可愛いものは可愛いし、感動すると思いますそれをプラスしてお母さんが目が悪い方で娘の姿をはじめて見たという事に涙しているのがうるっときてしまいました、将来そういう技術はもっともっと開発されて色々ハンディキャップがある人にもっともっと住みやすい世界になるんだなと思いました、自身も持病を持っていて色々最近はアプリと連動ができるので以前よりも住みやすく進化したと思っています。

24時間テレビを見ると世界はとても広くて色々な方がいるのだと思います。

たまに無理に感動をさせようとか無理に抱擁を強要するとか、そういう演出はいやいやと思ってしまう所はありますが、毎年夏の例年番組になってしまっていますね。

 

深夜枠のお笑いが1番私は好きなんですが何しろ起きているのが辛くて辛くて結局昨夜はしゃべくりだけしか見れない状態になっていました…。

しゃべくりも気が付いたら寝ていてほぼ見れていなくて有吉反省会を見たくて頑張りたかったのですが、そこまでたどり着けませんでした。

嵐にしやがれはどうにか見れたのですが、MJ企画がやっぱり一番笑ってしまいましたね、ドアを蹴破った櫻井さんが優勝だったのは意外性でした。

あとは去年優勝者の増田さんが去年のチャリティーTシャツで登場したのも懐かしさを覚えました、去年はNEWSだったんだと思うと小山さんは2年連続かと凄さを覚えましたけどね。

 

あとはチャリティー番組なのだから正直ホントにギャラ無しでもやりたいという方を募集してみてもいいかもしれないですね。

募金があれだけ集まっても結局コストを考えた時に24時間テレビってコストの方がかかっているよなって思っています。

募金はちゃんと団体に寄付されているとは思いますがテレビ局にとっても大きなお金が動く番組なんだろうなと大人になってからは考えるようになってしまいました。

いやー大人になるっていやですね(笑)

 

でも例年通りの行事みたいなものなので来年またるとしたら私は変わらず見るんだろうなと思っています。

24時間テレビ「阿久悠物語」を見ました。

今年はパーソナリティーに、小山慶一郎さん、櫻井翔さん、亀梨和也さんが担当されていますが、我が家の家族は関ジャニ∞派な為に彼ら以外のパーソナリティーでは平穏に見られます、彼らの年はホントに…ゆっくりは見れないです。

なので今年はゆっくりと見られる年で、スペシャルドラマもゆっくりみました。

以下はネタバレがあるので注意して下さい。

 

今年のスペシャルドラマは闘病と闘うとか障害を克服するとか…そういうテイストではなく作詞家阿久悠の半生を描いたドラマでした。

私自身は阿久悠さん自身は存じ上げておらず、ですが彼の作った作詞は耳にしたことがあるものが沢山ありました。

母が昔カセットテープで聞いていた歌謡曲の作詞かはこうして見ていると阿久悠さんの詞がとても多かったです。

そしてその阿久悠さんの役を演じたのが亀梨和也さんでした。

そしてその奥様を松下奈緒さんが演じておりました、最初から最後まで全てを見終わった瞬間に感じたのは本当に阿久悠さんは時代を作った男なんだと思いました。

ドラマでは描ききれなかった物語も沢山あると思います、綺麗事じゃない事も沢山あるんだと思いましたが、まとまっているドラマだなと正直思いました。

そして親友である上村一夫さんとの関係性に涙をしそうになりました、彼はライバルであり親友であり誰よりも心許せ、弱みを見せられる阿久悠さん自身の心の拠り所なんだと思いました、こういう所がある人はとても強いなと思いました。

話を通してみた感想は素晴らしい歌詞を残してくれたこの歌詞達はこれからもいつの時代にも語り継がれるものだと思いました、生前母がとても好きな歌なんだと良く口ずさんでいたのが八代亜紀さんの雨の慕情でした。

私も良くテープで流れているのがとても印象に残っています。

歌詞も頭に残って直ぐに浮かんできてサビの部分は素晴らしいと思っています。

母の世代は阿久悠さんの歌に馴染みが深い世代なのだと感じました。

 

ドラマの内容はスター誕生を中心に彼の苦悩と楽しみと歌で時代を作りたいという前向きかつ希望が溢れる内容でした。

バーで飲む阿久さんと上村さんの会話がとても好きです、二人の息の合った本当に信頼しきっているという空気感がよかったです。

そして家にも帰れないのに息子にきちんと顔を覚えてもらえていてしかしそれはテレビの中の阿久さんの姿で最初はショックを受けますが奥様が顔を覚えていてもらえるだけいいじゃないですかと言うと彼は満足しその絵を東京の家に持って帰るエピソードがあります、昔のお父さんはこういう不器用な部分があるのかなと痛感しました。

 

今回の24時間テレビの試みは良かったです、お涙ちょうだいでもなんでもなく彼の今の世代が知らない阿久悠という素晴らしい人物を紹介するという企画素晴らしいです。

歌は知っているけど彼は知らないという世代も歌も彼も全て知っている世代の方も楽しく見れるものだと思いますしこういうのを世代の壁を超えるという事なんじゃないかなと感じました。

 

コードブルードクターヘリがリアルタイムで見れる幸せ

ずっと追いかけ続けているドラマで以下のドラマがあります。

連日続けドラマの内容になるんですが最近の楽しみがテレビになっているんです。

昔からテレビっ子ではあったのですが今も変わらず仕事をしてても何しててもテレビだけはいつでも見ています。

 

ずっと追いかけ続けているドラマの話しなんですが、コードブルーなんです。

もはやseasonも3まできていますが面白いです。

 

 

コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命 [DVD]

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研修医達がドクターヘリに乗れるようになる為の物語です。

season1とseason2はフェローである山下智久新垣結衣戸田恵梨香浅利陽介がドクターヘリに搭乗できる資格を得る為に奮闘するという内容です。

 

単純にストーリーと医療が面白い。

まず私は元々医療系ドラマが好きです、特に救命系の物が好きです。

ただそういう専門的な知識は持ち合わせてもいないし、私自身は医療系の職についた事も全然ありませんが昔から好きでした。

何故好きなのかと思考を巡らせていくと、慣れないものだから憧れるのがあるのかもしれないです。

私自身持病があるので人の命を預かる場所には就職はできないと諦めているから余計に憧れが生じていたのかもしれないです。

ただコードブルーに至っては成長記録という意味でとてもおもしろいです。

医療と共にフェローとドクターヘリの看護師である冴島さんとの物語と同時にまた心の葛藤なども描いている状態が見入ってしまう原因かもしれない。

 

season1に至っては本当に黒田先生!しびれる!って感じで柳葉敏郎さん演じる黒田先生に惚れてしまいました。彼には彼の苦労というか影があります。

またフェロー達の指導医として存在しているりょうさん演じる三井先生にもまた暗い過去があり進行形でもトラウマを背負っていました。

それぞれがそれぞの理由で彼らには彼らのドラマが有るのがいいんです、主人公だから主演だからそこの周りだけを追いかけるドラマはあまり好きじゃない、主人公以外の主人公すら知り得ない情報を流して、それでもみんなが葛藤の中で戦い続けるというコードブルーの姿勢が気にいるseason1でした。

 

season1で1番お気に入りは母の愛

藤川先生は最後の最後までseason1ではみんなに遅れをとりながらヘリに乗れない日々を送っていましたが、母にはもうバリバリヘリに乗り頼りにされていると大口を叩き心配するなよと言っていました。

ただそれらは全て彼の嘘だったのですが、ある日黒田先生に呼び出されて次にヘリに乗れるのではないかと期待していた矢先に緊急で運び込まられ患者に心臓マッサージをしながら電気マッサージをする時にたまたま体に触れてしまい感電をしてしまい入院する羽目になりったという藤川先生らしいエピソードを持っています。

そんな折に彼の母親が病院を訪れる、心配する母を煙たがる彼に母親は諦めて帰ろうとした時に待合室で倒れてしまい藍沢先生に助けられる。

ポツポツと藍沢に色々と語る母、藤川先生は幼少期は体が弱く喘息持ちで心配ばかりしていたのだか立派に医者になってくれて嬉しいと、ただ母は何もかもをわかった上でわからないふりをしていたのにまずは感動しました、そして同時にこの回は藤川先生にとっては1番辛い回となります、黒田先生に戦力外として病院を辞めろと言われます。

1ヶ月もいたのだからわかるだろうと才能がないとフライトドクターになれないと言われて彼はショックを受けます、その時に母から電話があり彼は母に八つ当たりをします

そんな時に原因不明の吐血等を繰り返す患者が彼の隣に入院してきます。

藤川先生は彼と仲良くなり会話をする関係になりすが、彼は典型的なミュンヒハウゼン症候群でした、自分で病気を偽り血を抜き吐血を繰り返すという常習犯でした。

冴島さんと白石先生と黒田先生に囲まれて責められようとしていた時に、それを目撃していた藤川先生は彼をかばいますそんな優しい彼を私はとても好きです。

技術も何もかも他のフェローたちよりも劣るかもしれませんが藤川先生がいるだけで場の空気がとてもかわり明るくなります。

そんな彼が好きです、そして終盤に母扮する女子高生から匿名箱に達筆な手紙が投函されます「フライトドクターになればいいのに」という励ましの手紙でした。

涙する彼が一皮向けていく回に繋がる場面でした。

 

season1はフェローのエースである藍沢と藤川のちからの差にも注目がいきます。

 

season2で記憶に深く忘れない話数は第3話「真実と嘘」

人間は嘘をつく生き物であるという確か冒頭のナレーションが流れていたと思います。

人間は誰しも嘘はつき、嘘をつくという生き物だと思い知る回になっています。

地下の駅で雪崩が起こり三人の大学生がスキー板に貫通するという中々にショッキングな状態です。

その串刺しにされている中に濱田岳演じる松井透がいました、彼はうつ伏せになりながら1番下に彼女だと言う森田という女性真ん中に木沢という親友と共にスキー板が貫き動けない状態になっていました。

動いたら1番上にいる松井の臓器を傷つけ出血多量で死んでしまうという状態でした。

その時に真中に挟まれていた木沢が脳に損傷を追い緊急手術を行わないと助からないという状態になりました、その間も松井は周りのフライトドクターに話しかけ続けます。

1番したの森田は自分の彼女で最近付き合い初めたばかりでとても幸せで守ってやりたいと彼女を助けようとして振り向いた先にスキーいたがあり刺さってしまったという事が判明しました、ただ…そこにはとても残酷な真実が待っていました。

最近違う大学の男に言い寄られていた森田が木沢の危篤状態に泣きながら裕之と名前を呼びながら泣き出してしまい、松井は泣きそうな顔になりながらそこで気がついてしまいます、他の大学の男が彼木沢であるということをそして彼女は残酷な真実を彼に告げます、「まっちゃんとは付き合っていない勘違いをしてる今日はそのことを言わなければいけないとずっと木沢くんと話していた」という事を。

彼は泣きそうになりながら勘違いかと勘違いをしていたんだといい意識が薄れそうになります、その時ドクターヘリ達の下した決断は松井の体からスキー板を抜き取り木沢を助けるという決断でした、このままでは三人共助からない、命の助かる順番で救っていくという決断で彼は助かる見込みが無いということで…彼の体を動かしてスキー板を切断するという方法を取られました。

彼は最後まで鎮静剤を打たれて沈黙を眠っている彼女に対して最後まで好きだと守ってやりたいとずっと好きだと言いながら彼は死んでしまいます。

その後森田と木沢がどうなったのかという描写が描かれないというなんとも気持ちが萎んでしまう終わり方をしますが結局人間は真実と嘘があり嘘をつく人間であるという事がわかりました、本当は木沢と森田は付き合っていなかったもしれない。

モーションをかけたのは森田だったのかもしれない、木沢と森田で騙していたのかもしれないという森田と松井の二人だけの世界だったので沢山の解釈が生まれます。

そしてより一層の嘘が浮き彫りになっていると思います。

 

そしてseason2にてフェロー達は苦難を乗り越えドクターとしての知識と技術を手に入れフライトドクターになります、ある事情で緋山だけは卒業が間に合わなかったがもちろん藤川先生も卒業を果たします。

season2はそこで終了します、そしてそこからseason3に繋がります。

 

現在放送されているseason3

現在放送中のseason3もしっかり毎週見ていますが、1つ気になるのは恋愛要素が強いということです。

元々コード・ブルーはあまり恋愛要素があまりないというか略ありませんでした、藍沢と白石の微妙な関係と藤川と冴島の微妙な関係という事です。

ただseason3になったらガッツリと恋愛要素が高まっています、そして結婚をした藤川と冴島との関係も絡んできます。

それが強すぎて本域の医療がそっちのけになっているように感じて少しだけ寂しいです

そして新しいフェロー達、指導医としての技量など沢山の事を先輩として上の者としての五人の姿が描かれていますが、結局season3も楽しく楽しく見ていることには変わりないんですがね、多分救命救急24時よりも好きかもしれないです。

 

今後もseason3は最終回まで目が話せないドラマとなっていますし次回が気になります

 

2時間ドラマにハマる、タクシードライバーの推理日誌が1番好き

ここの所家にいるようになってから2時間ドラマを見るのが習慣になっていました。

以前から土日は見るとかはしていたのですがこれだけ毎日見るのは完全にドハマリしているなと思っています。

 

好きなのはタクシードライバーの推理日誌

1番シリーズとして好きなのは渡瀬恒彦さんのシリーズであるタクシードライバーの推理日誌が好きです。

渡瀬恒彦さん演じる夜明さんと娘であるあゆみの掛け合いが何よりも好きです。

必ずあゆみ有る所に事件といってもいいほどに事件に絡んでくるあゆみが好きです。

そしてピンチになった時に事前に重要人物と必ず接触する夜明さん。

ベタベタな展開大好きです、あゆみもキャラとしては大好きなんですよねあとは元同僚である部下刑事達の掛け合いと課長である神谷さんとの掛け合いも好きです。

2時間ドラマでここまで言い合いをするというかギャグにもシリアスにも転がっているシリーズはとてもいいですし、渡瀬恒彦さんだからこそいい味を出してるのだと思います、そしてタクシーという日常に一番使うものが逸材となっているので余計に良い。

このシリーズが放送されている時は必ずと言っていい程に見てしまいますし、BSですらチェックしてしまう程に見てしまいます。

そして夜明さんと風見しんごさんとのいつまでも後輩位置とのポジションも楽しい。

もうね、2時間ドラマなんですが直ぐに2時間がたってしまうドラマはこのドラマだけかもしれないです、夜明さん大好きです。

そしていつも思うのは必ず長距離運転予約が入りいつでも主要な人物を長距離で連れていくという場面が現れてその間に殺人がというのがパターン化していますね。

でもそういうの好きです、パターン化というのは2時間ドラマではあるあるなのでベタな所が大好きです。

赤い霊柩車シリーズ

こちらは片平なぎささん主演の赤い霊柩車シリーズです。

こちらのシリーズも大好きです、こちらは山村美紗さんシリーズなので山村紅葉さんも出演しています、やはり名脇役な彼女だけあって紅葉さんと大村崑さんとの掛け合いがとてもおもしろいです、少し小馬鹿にされている大村崑さんが空回りしつつ経営の為に走り回っているという可愛さとコミカルさがいいです。

この赤い霊柩車シリーズは片平なぎささん演じる石原明子は葬儀屋社長なので殺人事件などが起こると葬儀を取り仕切るという所からその事件に首をツッコんでいきます。

婚約者の春彦さんと共に事件を解決してきます、好奇心が旺盛で直ぐに事件に首をツッコんでしまう明子さんとそれにブレーキ役として同行する春彦さん。

探偵ごっこする位なら葬儀屋として契約を取ってこいという秋山さんといつでも良いヒントを与え明るいムードメーカーの良恵さんという完璧な布陣で素晴らしいです。

赤い霊柩車シリーズもとても好きです。

 

2時間ドラマは人生が詰まっている

結局2時間ドラマは人生が詰まっていると思います、愛憎劇、子供に対しての熱量、憎しみなど人間の感情がダイレクトに伝わる物がギュッと濃縮されていて素晴らしいです

ただ一環してやはり殺人はだめでどんな状態でも命は粗末に扱ったらダメだと言うことを伝えています。

毎回思うのは崖か神社で事件解決するのと京都が大体絡んでいるのがいつでも不思議ですがまぁ…テレビ関係的なものですよね(笑)

やっぱり2時間ドラマのスピード感が素晴らしいといつでも思いますのでやっぱり明日も2時間ドラマはやめられないと思ってしまいます。

あとは船越英一郎さんとかも2時間ドラマの帝王ではありますがあまり船越さんシリーズは見たことがなく唯一見ていたのは火災調査官紅蓮次郎の記憶が強いかもしれないですね…あとは名取裕子さんのドラマではありますが京都地検の女シリーズですかね。

そこでの名取さんと船越さんの掛け合いがとても良いです、気の強い女と強い男認め合いながらも反発しあいだけど相手はこんなやつだからと認め合うお互いにとってのベストパートナーだったではありますが、名取さんには単身赴任をしているダーリン(一度も見た事ない)がいるので船越さんの片思い風に感じてそこもまたいい味出していました。

「主婦の勘」というセリフも素晴らしいです。

 

2時間ドラマとてもいいですドラマ大好きです。近年2時間ドラマが減り新作が出てこない状態になっているのでとても残念です。

再放送も好きなんですが、2時間ドラマシリーズもっとみたいなと残念です。

「ど根性ガエルの娘」を読んでいました。

休んでいる間というかここ数日で「ど根性ガエルの娘」という作品を読んでいました。

 

 

 

これはど根性ガエルの作者である吉沢やすみさんの娘である大月悠祐子さんが書いている家族漫画になります。

以前ドラマ化をされた時に書かれた作品なのかなと思っています。

リバイバル作品としてど根性ガエルは現在に蘇りました、大人になったヒロシ、ヒロシに置いていかれるようにあの日のままのぴょん吉を描いたドラマ(ぼんやりとした記憶になるのですが…)

一話が始まる時に吉沢やすみさんが原稿を落とすかもしれないという電話を娘である大月悠祐子さんが受けるという場面から始まります。

その時に探しに行くという彼女の選択肢はパチンコ屋を巡り雀荘を巡りというイメージとは違う箇所ばかりを走り回るという場面から始まり、やっと見つけた父はパチンコ屋にいて確変が出たので帰らないと言い娘が無理矢理引きずり出すと父は確変が出てるって言っただろうと顔を歪めながらゴミ箱を娘に投げつけるという…少々衝撃が強い所から始まる物語です。

 

最初の1巻は本当に家族の再生ストーリーというイメージを受けました。

私は漫画を読んでいないので話数でしかわからない状態ですが、最初の方は本当に母は父を支え立派に娘と息子を育てというありがちな家族ストーリーになっていました。

作者の方も少しだけ触れているようにこれは最初の出版社元である方の汚い部分や余計な部分は読者には見せないという方針だと理解はしていました。

ただ、この作品の凄い所は出版が変わった後に起こります。

ドロドロと汚いきっと見ても気分を害する人、ど根性ガエルを描いていた作者がこんなにもゲスで最低で人間としてどうなんだという事ばかりを繰り広げていた作者だと思い知らされる話しになります。

そしてそれに付き合っていた母も人格崩壊を起こして、大月悠祐子さん自身も崩壊するという物語が始まります。

綺麗ばかりではない、頑張れば信じれば努力すれば漫画家のあんなにも最低な父しか見ていないのにどうして作者である大月悠祐子さんは漫画家になったのかという疑問を解決だけして終わらない所が凄いと素晴らしいと思いました。

 

以下よりネタバレが含まれるのでご注意ください。

 

最初は崩壊した家族が家族一丸となって再生する物語

そう、本当にどん底にいた家族がどうやって再生して家族としての形を取り戻してど根性ガエルの作者はこういう人間なんだよという父の物語から始まっている風に思います

ただ、この物語の主人公はやっぱり大月悠祐子さんだと思います。

彼女の視点で物語は進みます、幼少期から父に振り回されど根性ガエル連載終了語13本の漫画原稿を落として父吉沢やすみさんは失踪します。

家族の前から忽然と姿を消して彼は死を選びそうになっていました、屋上に登り柵に手をやり飛び降りをしようとしていました、そこで彼は恐怖だけで自殺をやめます。

そしてポケットに入っていた数万円で家に帰らずに失踪をするという選択肢を選びました、それからホームレスまがいな事をしながらただただギャンブルに明け暮れています

どん底な場所から始まるストーリーは本当にどうしようもない話です。

 

同時に母は聖母のように書かれています、子供達の為にご飯を確保して立派に育てようと奮闘する彼女は本当に母の鏡のようにかかれていました。

父を支えて父を許して、父をただ愛する彼女に私は違和感ばかりを覚えています。

 

最後に1巻は発売したものの打ち切りになるという連絡が編集からきます。

ここから作風ががらりと変わります。優しい優しいただぬるま湯の中に使って家族の再生を描くだけの物語ではなくなります。

 

大月悠祐子さんが伝えて描きたかった物語

この物語はそもそもKADOKAWAヤングアニマルに移籍をして出版されています。

KADOKAWAにて1巻を発売したがあまり部数も売れずに打ち切りとなりました。

あと2話で2巻分という所での終了となり、彼女は2話分の原稿を編集に渡さずに打ち切りとしました、移籍をしてでもこの先の物語を描きたい本当の家族を描きたい伝えたいという思いから彼女はその道を選びました。

 

そこからがらりと作風が変わりました。

まず聖母のように優しかった母は娘である大月さんが成長したのちに辛く当たり暴言をはきあなたのためだという言葉で彼女を追い詰めていきました。

そしてまた大月さんである彼女自身も壊れます、拒食になり反動で過食となりました。

そしてそのまま引きこもりになり体重増加をし髪も洗わず汚いままになり食べる事だけを生きる糧にしていました。

その時の絵がとてもリアルに感じました、まるでぼやけて自分がどうしたいのか…どうやって生きていばいいのかわからない彼女を描いているみたいでした。

とても胸が締め付けられるように感じました。

その後もしんどく辛い事ばかりが続きます、また弟にもスポットをあてて彼なりの葛藤も描かれていますバラバラになる家族が許される瞬間を繊細に書かれています。

ただ…彼女は本当に脱出できたのか許したのかわからなくなります。

 

父に感じる恐ろしさや圧迫感はいつまでも過ぎ去らず顔色ばかりを伺う。

彼の正解の返答を探しただ顔色を伺う、母に対しても対話ができないと諦める。

このストーリーを読んでいるととても…大月さんは許したわけではなくてただ辛かったんだと自分は辛かったんだよということを家族に伝えたい為に描いてるのではないかと思いました。

 

その描写が一部ありました、彼女が両親弟に向けて父に土下座をするというシーンです

 

ガクガクと震えながらただ父に財布をとられたお金を盗まれたという妄想を父に謝るという事なのだと思います、真実は捻じ曲げられ彼女の妄想だとされました。

 

そのシーンで彼女が震えているにも関わらず家族は何語もなかったようにご飯を食べテレビをみる家族になっていました。

そのシーンを見る限り大月さんは家族にむけたメッセージをただ描いてるのだと思います、謝って欲しいわけでもなくただ辛かった事を理解してほしいという感情なのではないかと感じています。

 

それを読むだけで頑張った頑張ったと思いますし、泣きながら読んでいました。

 

ヤングアニマルに移籍をする場面にも感動を覚えています、売れているのかと思えば打ち切りだと大月さんの旦那様に聞いた編集者さんが是非うちに!!という言葉から生まれあの噂のT田さんというか羽海野チカさんの編集である彼も登場しています(笑)

彼が来いという声でヤングアニマルでの連載が決定しました。

 

そこから本当に作風が代わり汚い部分がとても見え隠れしてとてものびのびと自由に生きてるのだと理解でき気持ちわるい聖母のような母はいなくなりました。

 

この作品は本当に衝撃を覚えて素晴らしいと思います。

漫画家の家族の大変さ、辛さ、寂しさ、孤独、惨めさ、楽しさ、幸せ。

全てが詰まっている漫画だと思います。

 

現在無料で読めるアプリがあります。

マンガparkというアプリで現在も続いています、白泉社の作品が読める素晴らしいものなのですが、そこで読めるのですが私は一気に読み切りました。

無料で読めるというのがとてもいいです、はー読み終わった今も素晴らしく心に残ったままです。